カボチャに含まれる成分と効能
冬の定番であるカボチャ、その効果は私たちの考えているもの以上に優れた力を持っています。 ほうれん草に並ぶカロチンやビタミンB群の多さ、西洋かぼちゃ特有のビタミンCの含有量。まさに万能野菜とも言えるカボチャには他にもさまざまな効果が秘められています。
・抗発がん作用のあるβカロテンが豊富
免疫力を高め、がんから身を守ってくれるβカロテン。この成分は体内に入るとビタミンAに変わり、髪のツヤを維持したり、視力の衰えを防いだりと様々な効果を発揮します。 肺や喉といった呼吸器系の疾患にお悩みの方にもおすすめです。
・カリウム効果で高血圧を予防
カリウムにはナトリウムを排出する役割があり、塩分過多による高血圧に対し効果をもたらします。 さらに長時間運動することによって起きる筋肉のけいれんを防ぐ効果もあり、アスリートの食事にも取り入れられています。
・食物繊維と各種ビタミンで美しい体つくり
西洋かぼちゃには「抗酸化ビタミン」と呼ばれるビタミンC、Eが多く含まれ、さらにβカロテンも豊富です。 これらのビタミンはその名の通り、身体の酸化を抑制し、シワをはじめとする体内の老化スピードを抑える効果をもたらします。
加えて食物繊維も豊富で、水溶性、不溶性問わず他の根菜と比べ高い水準を保っています。 食物繊維には便秘の予防のほか、腸内環境を改善する効果があるため体の内側から健康にしたい人には非常にオススメしたい野菜なのです。